自分への戒め
何だか今日はやる気が出ない。体がだるい。原因はわかっている。
昨日ランニングしすぎたからだ。
昼間も散歩に出てそれなりの距離を歩いていたのにも関わらず、
夜中も頑張って、無理してランニングしてしまった。
結局無理すると自分の首を絞めることになるんだなあとしみじみと思う。
こういう日はついどうでもいいことを考えてしまう。
仕事のこともプライベートのことも、様々なことを考えてしまう。
空想を客観的に分析してみると、自分を大きく見せたがる自分がいることに気がついた。
あの人との会話ではさりげなくこういう話をしようとか、後輩と話すときはすごいと思ってもらえるような意見を言おうとか、そういうことを考えている。
やたらとカッコつけたがる自分がいる。
ただ、大きく見せても最終的には自分が困るんだよなとわかっている。
走りすぎと同じだ。
ふと高校の時にそういう友人がいたことを思い出した。
自分の才能のハードルを上げすぎて、結局飛び越えられなかったK君。
ハードルを上げてしまったために、周りから期待の目を向けられ、それを飛び越えられないとなると一気に失望されるあの雰囲気。
その当時はわからなかったが、彼は相当辛かっただろうなと思う。
k君は今何をしているのだろうか。素直な自分をさらけ出すことができるようになってればいいなと思う。
ハードルを上げることは大切だ。高い目標を持って、それに向かって努力して、実際にその目標を達成できれば一回り大きい自分になっているはずだ。
また目標を周りに言うことも効果的だ。後に引けない状況になって必死に努力しようとする。そして結果的に大きな成果につながる。実際似たような経験をしたことがあった。
そういうハードルの上げ方ならいいのかも知れないが、自分を大きく見せることでハードルを上げる方法は良くない。人を不快にするし、自分も苦しむ。
意見を言うのも同じだ。
博識に見せようとして、求められてもいないのに、思ってもいないのに、どこかで聞いた響きの良い言葉を使おうとするクセがある。
相手が求めてきた時に自分の考えた言葉でアドバイスを送る方がかっこいい。
わからなかったら素直に言えばいいし、一緒に答えを考えてあげればいい。
そのほうが自分らしい。
結局誰しも自分がかっこよく思われたいという願望はあるんだろうけど、それをどうさせるかが重要なんだ。
自分から仕掛けに行ってカッコよく思わせるのは最高にダサい。
気づいてもらうくらいが丁度いいんだ。
気づいてもらうまでは不安で仕方がないかもしれないけど、ダサい人間にはなりたくない。
そんな自分への戒めが今日浮かんできた。