エッセイってなんだろう

金銭感覚がおかしくなってしまった社会人が、金銭感覚を取り戻すために奮闘する日記。を書いていたら文章を書くこと自体にはまってしまった。とりとめもない話ばかりだが、読んでいて楽しくなるような文章を書けたら。

ズボラな人間だからこそpaypayを使っている

最近はもっぱらpaypayで支払いをしている。

つい先日まではQR決済の使い方がわからなくて敬遠していたのだが、キャッシュバックキャンペーンをきっかけに重宝するようになった。

散財癖があり、なるべくキャッシュレスは使わないようにしていたので、paypayもキャンペーン期間しか使わないだろうなと思っていたのだが、終わった今でも使っている。

というのも、これまで使っていたクレジットカードなどのキャッシュレスと違って、ズボラで浪費家な私と非常に相性がいいのだ。

 

浪費家な私は、残高が見えないうえに、上限金額までなら、どこまでも使うことができるクレジットカードとは相性が悪い。

お金を使っている感覚がないので、どんな高額なものでも気軽に買ってしまうし、そこに後ろめたさや躊躇などはない。

だから毎月カードの請求日になると、高額の請求がくる。

あまりにも高額なので、不正な請求がされているのではないかと思い、利用明細を隈なく見るが、間違いなく自分が使った分なのだ。

そして、過去の自分を叱責し落胆するとともに、どうやってお金を工面するか毎月頭を悩ましていた。

 

簡潔に言えば金銭感覚が狂っていたのだが、流石にこの生活をするのはまずいと思ってクレジットカードはなるべく使わず、現金を使うようにしていた。

ただクレジットカードに慣れていたので、一回一回バックから財布を出して、現金を出したり、しまったりするのが本当にめんどくさいと感じていた。

そんな矢先、普段よく行く飲食店で使うと20%戻ってくるというpaypayのキャンペーンを見つけ、それをきっかけにして頻繁に使うようになった。

最初はキャンペーン適用のお店のみでの利用だったが、メリットに気がつくと、基本的に支払いはpaypayだけになり、むしろpaypayが使えるお店にあえて行くようにもなった。

 

正直にいうと、今現在paypayのポイント還元率はそこまでよくない。普段使っている楽天カードの方がポイントがいい。さらに使いやすさで言えばsuicapasmoに劣っている。一回ごとにアプリを稼働させなくてはいけないのが結構面倒だ。

 

では、なぜpaypayを利用するかと言えば、それはチャージ式であるからだ。

チャージ式と浪費家の相性は素晴らしく良い。

あらかじめチャージした金額までしか使えないので、1週間に使っていい金額をチャージして、それだけしか使えないようにすると浪費をしなくなる。というよりもできなくなる。

最初に一定の金額をチャージするので、使えば使うほど残高が少なくなっていく。それに伴い焦燥感が生まれる上に、残高がゼロになれば、自動的に使えなくなるので、浪費するのを防いでくれる。言うなれば、現代版のプリペイドカードだ。

クレジットカードであれば使用金額が増えていくことに焦燥感が持てるものの、金額が反映されるのが遅いことがあるうえに、上限までは際限なく使えてしまうので、それがストッパーにはならない。

その点が大きな違いだ。

自制が効かない人間にとっては、決められた金額しか使えないというのはとても大きなストッパーになる。

suicaも似たような仕組みなのだが、suicaだとよく行くスーパーや居酒屋などで使えないことが多く、結局クレジットカードを使ってしまうのでそこが問題だ。

その点paypayは飲食店などで使えることが多いので、非常に重宝している。

 

もちろん自動でチャージできる機能もあるのだが、それを使ってしまうと際限がないので利用しない。

決められた範囲でやりくりするというのは、一見ストレスに感じるかもしれないが、やりくりする工夫が色々できて楽しい。

paypayに携わっている人間ではないので、他のQR決済でもいいのだが、多分相当な理由がない限り乗り換えはしないだろう。

強いて言えばもう少しポイントの還元率をよくして欲しい。

そうすればpaypayから離れることはなくなるだろう。